高岡銅器について

 高岡銅器は今を去る400余年前、二代目加賀藩主、前田利長公が高岡築城に際し、城下の繁栄をはかる産業政策の一環として、現在の高岡市金屋町に鋳物工場を開設した事に始まり、幾多の変遷を経て現在に至っております。
 当初は鉄鋳物による鍋・釜等の日用品・鋤 鍬等の農機具が主体でしたが、江戸中期になり生活・文化の向上により唐金鋳物(銅合金鋳物)の需要が増加し、特に仏具は寺院に限らず一般家庭にも求められるようになりました。その後、明治、大正にかけて火鉢・瓶掛・茶道具・置物等の製作もさかんになり、高岡銅器の美術的価値が全国に知られるようになりました。
 昭和50年には、日本で最初に国の伝統的工芸品産地の指定を受け、新商品の開発・需要の開拓・人材の養成に努めてまいりました。今では、長年の伝統と実績、さらに優秀な金工作家たちの層の厚さなどもあいまって、社会のニーズに応えた製品を生産するとともに、近年では大型ブロンズ像の製作に取り組み、有名作家のブロンズ像が全国津津浦浦までに行き渡り高岡銅器の知名度を高め今日に至っております。

高岡銅器有限会社

富山県高岡市蜂ケ島

       131-1

電話:0766-30-0850

FAX:0766-30-0851 

 tenjikan@takaokadouki.co.jp

 

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